『再出発』


ノートに集めた小さな欠片
どんなに醜いものだとしても、
ひとつ残らずきれいに飾るよ

「できるなら消え去って」
願ったこともあったけど
同じ穴に落ちないためなら
「ちょっとくらい、あってもいいかな」


"平凡"と呼んだ紙切れ
つないで見つめ直してみたら
どこを向いても微笑ってた。


『区切り線なんて、必要ないんだなぁ…。』



新しく始まってくものも
今のところ"平凡"と呼ぶつもり

ゆるやかに弾む波のなかで
相も変わらず笑っていられるよう


祈りながら今、ページをめくる





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