01
「もし私を花に例えるなら
種でもつぼみでも
咲き誇るどの花でもなく
花咲く前に
枯れてしまった葉っぱ」だと
君は淋しそうに笑う。
じゃぁボクは
その葉っぱに惚れてしまった
愚かな蜂ってところだろうか
02
にせものかもね？
わたしはゼリー。
加工されたみかん
ありのままの君は
キラキラしててまぶしいね？
わたしはゼリー
君とはちがう
例え少し鈍くても
キレイな色に光っているの
03
みかんになりたいな。
だって美味しいから。
そしたらみんなに愛される
これからの季節、あたしが必需品
みんな、あたしを手放せない。
あたしなしでは生きられない。
04
世界平和なんてでっかいこと
考えたってわかんないし
わたしには何もないけれど
あなたの笑顔だけは
わたしが守っていけるといいなぁ
05
”バイバイ”って言ったら
もう会えなくなっちゃいそうな気がするの
だからあたしは
いつも”またね”って言うんだよ
