**夕陽**


いつも早足で歩いてた

まるで誰かに
”立ち止まってはいけない”と
命令されているかのように。

なんの疑問も持たずに
”どこか”へ向かって歩き続けた

行き先は分からないけど
「辿り付ける」と確信していた。


この道が正しかったか
まだよくわからないけど

ここに来れて、良かったと思う。


こんなにも壮大な夕陽を見たのは

生まれてはじめてだった。



 



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