**動かない時計**

あれはいつの事だったかな
昼だというのにカーテンを閉めて
太陽を遮断した、薄暗い空間
いつもと違う、じぶんのの部屋

そこにあたしはずっといた。


何もない所だった
時計の針の音さえしない

まるで時間が止まってるみたいに。


もう、泣くことさえできなかった
今のあたしにできるのは
ここで死ぬのを待つことくらいだった


それからどうしたかは覚えてない
ただひとつ確かなことは
一度止まったああしの時計は
また動いてるということ

あたしは今幸せ…だと、いうこと。



 



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